何故人を殺してはいけないか明確に答えられますか (2001/01/28)
ニュースみてるとさ、毎日のようにヒドイ事件が起こってるよね。この事件の犯人は本当に同じ人間なんだろうかって思う。生活が危うくなって、盗みに入って、そして殺す。
これも人間が本能的に持っている生に対する執念なんだろうか。
自分は基本的に生きるということに あまり執着してない。そこまでして生き延びるほど この世は素晴らしいものと思わない。
人を殺してまで生きつづけようと思うほどこの世に未練は無い。人を殺すくらいなら自分が死のうと思う。
小学生の頃グランドでバッタを捕まえては地面にたたきつけて喜んでるやつがいた。
彼は別に変なヤツじゃなかった。極普通の、むしろクラスの人気者だった。
「なんでそんなことする?」って言ったら、やめたけど。
全然理解できない。
虫を殺すこと、動物を虐待すること、人間が苦しんでいるのを見ること、はそんなに面白いことなのか?
そいつらは自分が血を流して苦しんでいるときに「楽しんでいただけましたか?」と言うんだろうか。
あるワイドショーで、立て続けに起こる少年犯罪について「子供達に何故人を殺してはいけないのか明確に答えられますか」と視聴者に問うていた。
そんなことは答えられなくたっていい。
説明するようなことじゃないからだ。
何故人を殺してはいけないかを自ら感じ取れないヤツは説明したってわかるはずが無いからだ。
平気で人を傷つける、傷つけて喜ぶ、というのは人間が持っているはずの感情が欠如してる、一種の精神障害だ。
ただ、そのような障害を持っていることは本人の責任なんだろうか。
親?
親といったって子供が大きくなっただけの生き物だ。
そう考えて行くと責任なんて何処にも無いのかも。人間っていうのは元々そういうものなのかも。