yaiko (2001/11/24)

矢井田 瞳の「candlize」というアルバムはインパクトありました。
ヤイコの声は個人的にはあまり好きな声質ではないので、聴く気は無かったんです。
どうしても自分の中では椎名林檎とイメージがかぶってしまうというのもあったし。
聴いてみようと思ったきっかけは「Buzzstyle」。なんてカッコイイ曲なんだろうって思ったんですね。
相変わらず自分は歌詞をあまりきにしてないので、曲だけで気に入ったんですけどね。

アルバムをさらっと聴いてみて、やはり「Buzzstyle」は突出していますね。
極端に言えば、もう感情を言葉で表現するだけの時代は終わった...と思わされましたね。

歌詞はもう独立したものではなくメロディーの一部であり、言葉ではなくイメージである。

一昔前の「専門家としての作詞家、作曲家」の作品を遥かに超える素晴らしい作品が、若い新人によって創り出されている。
今も昔も同じ人間であるはずなのに、アートのレベルは飛躍し、
スポーツの世界記録は一昔前では考えられなかった新たな記録で塗り替えられて行く。
人間って進歩してるんですね。