想像できない程の幸せ (2002/7/19)

フジテレビの 「伝えたい」 っていう番組を見た。
最後の方だけ見たから番組全体として何を言いたかったのかは分からなくて、全部見たかったなと思いましたね。

自分が見たのは 聴覚障害を持つ若い夫婦の苦労と努力の部分。
感じたことは、「手話で話す二人の、結束力と信頼関係と愛情の深さは相当なものなんだろうな」っていうこと。
自分にとって相手が必要であることと、相手にとって自分が必要であること、
そして一緒にいられることの喜びを全身で感じているに違いないと。


先日ある自然食品屋さんで、障害を持つ車椅子の女の子に母親がアイスクリームを食べさせてあげている光景を見た。
そこのアイスクリームは添加物を使わず、自然の素材を使ったとてもおいしいもので、
母親は娘の体を気遣って、体にやさしいおやつを与えているのだろうと思った。
感情をうまく表現できない車椅子の彼女が、おいしいアイスクリームを喜んでいることが、見ているこちらにも感じ取れた。
そして母親にとってその子がかわいくて かわいくて しょうがないであろうことも感じ取れた。


障害を持っている人や体が不自由な人を見て、可哀相だと思うことが多分 誰にでもある。
もちろん彼らは健常者には想像できないような苦労と苦悩を経験しているに違いない。
しかし同時に、我々には想像できないような幸せも経験できるに違いない。
そんな事を考えさせられた。