ハワイ (2002/10/09)
ハワイに行ってきました。自分にとっての初海外。
せっかく異国の地に来たのだから、
日常ではないものを見、日常ではない人と触れ合い、日常とは違う洞察を得、日常とは違う時間を過ごしたい。
それをするためには一人、または極力少人数がいい。
だから自分は団体で行動していても必ず一人になる時間を持つ。
自分にはパックツアーは絶対ダメだなと思った。
大勢の日本人と共に行動し、日本語の解説がつき、全てが準備されていて、何の苦労も不自由もドキドキも無い。
そんなんなら 「○○紀行」 とかいうTV番組見てるのと大した変わらん。
パックツアーは効率良く色んなものが見れるが、それ以外にメリットは無い。
自分で調べてバスに乗り、ヘタな英語で道を聞き、身振り手振りでコミュニケーションを取る…そうやって初めて海外に行く意味がある。
沢山の観光地は回れないかもしれないけど…それでいい。
最終日、自分は一人で行動した。
ダイヤモンドヘッドという有名な小さな山に登った。丸一日でやったことは
わずかこれだけ。
でも、集団行動では絶対に出来ないことをすることが出来た。充実した思い出深い一日になった。
頂上で2時間過ごした。連れがいればきっと15分で降りていたと思う。
帰りのバスではグレッグという名の運転手と仲良くなって、ずーっと話していた。
彼との話が楽しかったから、ホテル前で降りずにワザと乗り過ごした。これも一人だからできること。
ホノルルには多くの日本人と日本語があふれている。その気になれば英語ゼロでも旅行は楽しめる。
でも自分は今回、極力英語をしゃべるようにした。色んな人に声をかけた。
バスに乗るときは必ず運転手の近くに座った。
自分の英語力は中学生レベルだから難しい話は出来ないが、それでも随分会話を楽しめた。
要はしゃべれるような気になることが大事。
(余談だが、日本において 日本語を一生懸命話そうとしている外人に対しては、仮に自分が英語がぺらぺらだとしても日本語で相手をしてあげるべきだと思う。
分かりやすい単語と発音と文法で、彼が理解しやすいように話してあげるべき。それによって彼は日本語で会話する自信を得ることができる。)
「海外に行くと人生観変わるよ」 過去に複数の人から聞いたことがある。
ハワイに行って自分の人生観が変わったかどうかは別として、いろんな事を感じ、考えさせられたことは事実。
そしてもっと若いうちに海外を経験しておくべきだったと、ちょっと悔しい思いをした今回の初海外だった。