ICE (2002/10/29)

ICE。
決して 超メジャーではないので、知らない人も多いと思うが、
自分は随分前から好きで、もしかしたらこれほど長く好きでいるユニットは他に無いかもって感じ。

先日古い (98年頃の) ベストアルバムを借りてきて聴いた。
あらためて、ICE はスゴイと思いましたね。

宮内氏が創り出すメロディーとサウンド。
音楽的才能とはこういう事を言うのだ!
(才能の無い自分が他人の才能を評価すること自体がおこがましいが…)
そしてそれを見事に表現してみせるボーカル まゆみ。
(自分は彼女の歌声を聴いて、ボーカルは楽器の一部であると認識した)
2つの才能が出会って素晴らしいものが生まれる。創る才能と表現する才能。(完璧な役割分担...と言っていいのかな?)

どんなアーティストでも、たいてい初期の作品の方がオリジナリティがあるものだ。
キャリアを重ねる程、色々な音楽の影響を受け、売れ線の曲を作るのが上手くなり、そして同時に独自性を失って行くのだろうか。
ICE に関しても、初期のアルバム3枚までに、強烈な個性とパワーとほとばしる才能を感じる。

ICE を聴くのに最も適したシチュエーション。それは夜のドライブ これに尽きる。