死ぬのがイヤなら死ぬしかない(その2) (2003/6/1)

どきどきするような経験。
時々人は自ら進んでスリルを味わおうとする。
それが身を危険にさらすような遊びとかスポーツ、競技を生み出すのだ。

「スリル」っていう言葉は、娯楽的快楽的な意味合いで使われるけど、
でもスリルは 多少なりとも身を危険にさらして初めて得られるものだ。
「身の危険」 っていうのはつまり普段よりも 「死」 に近づくこと。

スリルとは非日常。
普段と違った経験、「非日常」を経験すると人間は快感を得られる。
そして 死は全ての人間にとって究極の非日常 (だって今生きてるんだから)

だから人間はわざと危険なことをして喜ぶのだ。

死ぬのは怖いと誰もが言っていながら、ちょっと死に近づいて喜んでる。
非日常への憧れ。 
実は人間は死に憧れているのか?
それは何故?
実は人間は潜在的に 生きていることから逃げたい と思っているのか?