ペッパー警部 (2003/12/4)
先日、ラジオで昔のアイドル特集をやってて、
ピンクレディーの「ペッパー警部」がかかっていた。
あらためて聴くと、これってすごい曲だよな。
デートする二人が盛り上がってきたときに「もしもし君たち帰りなさい」と声をかけてきたのが「ペッパー警部」。
なんというふざけた名前の警部。
しかも 「おまわりさん」 じゃなくて 「ペッパー警部、邪魔をしないで」と、しっかり名前が知られている。かなり有名な人らしい。
デートに水をさした邪魔者の彼が曲のタイトルになっているのにも驚くが、
しかし、それ以上の驚きが最後に待っていた。
「ペッパー警部よ!」 チャチャチャチャン! …!!
こっ、このセリフは一体…
「邪魔しないで」 とか言っていた 君自信がペッパー警部だったの? 「実は私自身がペッパー警部よ!」
それとも邪魔者扱いされたペッパー警部が ヤケになって自らの名前を叫んだのか? 「私を誰だと思ってるの!ペッパー警部よ!」
とても曲として成立しそうに無いシチュエーションを取り上げた勇気といい、最後に投げかけられた謎といい、
20年も前に作られたとは到底思えない 突っ走った曲だ。