存在意義(その1) 言いたいことを言う (2004/2/1)

前の会社で、ある人に 「はじめは神経質な人かと思ったけど、意外と堂々としてますよね」 と言われた事がある。
このセリフは自分という人間を的確に言い表してるなーと思った。

自分はどうやら、神経質、繊細、気が弱い、というような第一印象があるらしい。
実は態度がでかくて図々しい面が多々ある。

言いたいことを言わないと気がすまない。
正しいと思ったことは主張せずにはいられない。
自分の気持ち、感情を伝えないと気がすまない。
(そのくせ口がヘタだからうまく伝わらないことも多いんだけど)

そんなだから言わなくてもいいことまで言ってしまって損してる部分も多いと思う。

仕事上でもそう。
幸いなことに、今の会社は歯に衣着せぬ発言が認めてもらえる。
これが独裁者みたいな社長だったら、今頃自分はクビになってる。

最近ある友達が会社を辞めた。
会社の基本的な方針がどうしたって納得いかないからというのが理由。
戦うことはできなかったのか という声も上がった。
でも仕方ないと思う。
大企業でみんなが染まってしまっていて、聞く耳を持つ上司がいなかったら、それはどうしようもないと思う。
言いたいことが言えない環境というのはとてもつらいことだから。

言いたいことを言う。これは自分自身の存在を主張するようなものだ。
自分の存在意義。
(言いたいことが言えないなら、自分はそこに存在する意味が無いと言うことになる)

自分がHPを開いたのもつまりはそういうことだ。
旅記録とか独り言とか…その中で誰かが一つでも共感してくれたり何かを感じてくれれば
自分は存在している意味があるんだなと思える。

だから自分はこれからも言いたいことを言い続ける。
不器用でも、損してると思っても、言い続ける。