タイミングに気付く事はもっと難しい (2004/4/4)
自信にあふれていたはずなのに、目標を失った途端にオロオロしてしまう。
自信っていうのは何かを達成するためにあるもので、達成すべき目標そのものを失ったらそこら辺に浮いてしまうではないか。
終着点を失った自信が行き場を求めてさまよってるみたいな感じ?
長い間自信を持つことを知らなかった人間がようやく手に入れた自信はモロく、浮いた時の処理の仕方が分からない。
自分の人生に後悔はしたくないものだと心底思う。
あまり考える時間はない。時間はどんどん流れていくから。う~んって考えてたらどんどん置いていかれちゃうから。
短時間で、後悔しないような的確な判断をするのは難しい。
でも、今が決断をしなくてはいけないタイミングであると気付く事はもっと難しい。
おそらく真剣に考えて出した答えなら、それが間違っていたとしても後悔はない。
多くの後悔は決断すべきタイミングを見誤ったことによる。
”その時” に判断、決断が出来なかったことによる。
「やらないで後悔するより やって後悔した方がマシ」とは良く聞く。
本当にそうだと思う。
自分は 「迷ったらGO」 をモットーにしているつもりではあるのだが、
実際は迷っている間に大事なタイミングを逃して、結局は行動できないで終わってしまうことの方が圧倒的に多い。
誰もが短い人生の時間の中で、色んな事に結論を出していかなくてはいけない。
歳を取れば取るほど、未知だったはずのものに結論がつけられていく。
「未知」 は次々と 「結果」 になっていき、自分の人生において
「確定していないもの」は どんどん少なくなっていく。
それでも 「確定しきっていない未知なもの」
に希望を持ち、期待を寄せ、野心を抱く。
いくつになったら満足するんだろう。