teamB-Fine 100回に際して (2004/5/27)
ついにB-Fineのツーリングも100回を数えました。
1993年に結成して以来12年目、つまり最後の干支の年に記念すべき100回を迎えられたわけですね。
93年に私が限定解除をして 憧れのGSX-R1100を購入した時に
嬉しくて、仲間が欲しくて、あるチームに応募したのですが、
みんなやたら速くて、速いだけじゃなく無茶な走りをする人達だったのです。
この人達にはついていけない、一緒に走りたくない。別のチームを探そう、でもまた似たような感じだったら嫌だな…
ならいっそのこと自分が理想とするチームを、自分で作ってしまえばいいんだ…
これがB-Fineの始まりでした。
始めの数年は、「安全とマナーを守ることによってライダーの地位向上を目指す」 なんていう
大それたコンセプトを掲げていました。
初心者でも気軽に入ってこれてバイクの楽しさを知ってもらえるような集まりにしよう…
「バイク=暴走族」というイメージを持っている人に、そのイメージを変えてもらおう…
多くの人が携帯灰皿を持参してくれるなど、マナーは走りに関すること以外でも意識していました。
地位向上は大げさとしても、みんなが安全とマナーに対する意識をしっかり持てていたと思います。
途中、大型車が急激に増え始めた頃に、ペースも上がり気味になり、私自身始めのコンセプトを忘れた時期もありましたが、
これまで特に事故も無く (単独でコケたり、警察に声をかけられたことはありましたが…)
無事にこられたのは本当に幸いなことだと思います。
多少怪我をしたっていい。 バイク壊したっていい。 でも絶対に死んじゃいけない。
飛ばすことや競うことに喜びを感じる人達の集まりではない。
仲間と会うことが最大の喜びであり目的であるのがB-Fineです。
会って喜び、笑顔で別れ、そしてまた次回笑顔で集まる。
それをするためには絶対に死んじゃいけない。安全でなきゃいけない。
安全であってこそB-Fine。安全でなければB-Fineである意味が無い。
今あらためて気持ちを引き締めて、安全に対する意識を高めていきましょう。
そしてまた次回、笑顔で集まりましょう。