薄っぺらい生と死 (2004/6/14)

自分は人間の生と死について興味がある。
自分が書いた「独り言」にそれ系のテーマが多いことからも再確認できる。
生と死 果たして 自分は
生きることに興味があるんだろうか…死ぬことに興味があるんだろうか…
少なくともいえることは、自分は死ぬことが出来ないということだ。
理由は?
妻も子供もいない自分にとっては、守るものがあるからという多くの人が持つ理由からではないことは確かだ。
守るものが無い自分はどうしても死ねない理由は無いはずだ。
自分が死んだところで誰も路頭に迷わないから。

自分は、頻繁に生だとか死だとかっていう言葉を使うけど、
自分の経験してきたことなんて所詮チンケなもので、
自分が口にする「生と死」なんて薄っぺらいもんだと思う。
死んだこともないし、生きたことも?…果たしてあるなんて言えるんだろうか。

時々自分は、自分のために生きるのか(生きたいのか)、他人のために生きるのか(生きたいのか)分からなくなることがある。
自分にとって一番うらやましいのは、他人のために生きているように見える人だ。
(実際にはわからないけど。本当に他人のために生きてるのかは。)

自分もきっと他人のために生きたいのだ。
でもそれが出来ないから、うらやんだり、自分の生き方に迷ったり、葛藤するんだと思う。