音楽は言葉を超える? (2005/4/29)

自分は基本的に洋楽をあまり聴かない。ほとんど邦楽。
良く分からないけど、理由は歌いたいからかなぁ…。

そもそも、歌詞の意味が分からなかったら感動半減。
歌詞カードを見たところで、やっぱり音楽と共に耳に入ってくる「理解できる言語」にかなうはずも無い。

…なんて言いながら、実は自分は歌詞をほとんど聴いてなかったりする。
口ずさめるほどに歌詞を知っていても、意味を考えたことなど無かったりする。

感動半減なんていってみたが、じゃあ歌詞の無い音楽はどうだ?
中学生の頃 「高中正義」が好きだった。
彼はギタリストだから、ほぼ全ての曲に歌詞が無い。
でも彼の演奏には確かに表情があり感情があった。言葉を持つかのように心に入ってきた。

歌詞が無くてもメロディーだけでも感動出来る。
英語の歌詞で何を言ってるのか分からなくても、感情を理解できることがある。
極端な話、そんな時に歌詞の意味なんてものは不要になる。
むしろ歌詞がメロディーが放つ言語を邪魔しているかもしれない。

そんな時、音楽は言葉を超えると思える。
っていうか、メロディーも言語の一つなんだと思う。
言語は空気を振動させて、その振動を鼓膜が受け止めることによって意味を理解する。
メロディーも同じ。空気の振動によって意味を理解するんだ。