警察は要らない (2005/08/30)

自分は 「警察がいてくれてよかったなぁ」 と思ったことが一度も無い。
見えないところで恩恵を受けているのだろうが…それにしても 「いらねぇ」って思う事が多すぎる。

事故現場では面倒臭そうに、被害者に対してすら横柄な態度を取る。
道を聞いても「何でそんな事答えなきゃならんのだ?」といわんばかりの態度を取る。
道路にパトカーが一台走っているだけで、交通の円滑な流れが著しく阻害される。
国語辞典で 「交番」 を 「警官が居ない所」 と定義付けて欲しいくらい、いつも誰もいない…

先日一時停止不履行で捕まった。
大雨の中バイクで走っていて、一時停止の標識に全く気付いていなかったのが正直なところ。
T字路でこちらは直進。 だから普通ならこちらが優先。 ただし交差する道路の先には踏切があった。 だから直進側に一時停止義務があるのだ。
雨のせいで前に集中しすぎていたため、右方にある踏切に気付かなかったのだ。
標識を見落とした自分が悪いのだから、コレに関しては何も文句は言えない。
しかし、金を取られた事ではなく、点数が減った事でもなく、パトカーの中で全く別の意味で非常に空しい気持になった。
こいつら一体何をやってるんだ…と。

「ここは定番スポットなんですか?」と皮肉まじりに聞いてみた。
一瞬固まった後、「重点的には やっています。 以前に死亡事故がありましたから」との回答。

死亡事故が起きた後、こいつらが重点的にやった事とは何だ?
違反者を捕まえる。それだけだ。
息を潜めて物陰に隠れ、一台一台捕まえて、それで事故が減るとでも思っているのか?
分かりづらい一時停止を見落とさないように改善する事の方がはるかに事故防止に役立つではないか。
事故の後、この交差点はちょっとでも改善されたのか?
何故事故がおきたのか、どうすれば事故が減るのか、どうすれば標識を見落とす車が減るのか、真剣に考え提案したのか?
いや、きっと何もしていない。何も変わっていない
やつらの関心は事故防止ではなく、道路環境改善でもなく、「売上目標達成」だからだ。

速度違反などで捕まっているのは大抵、無謀な運転などしそうもない種類の車ばかりだ。
捕まっている車を見ると、自分はいつもため息をつく。
「あぁ、また善良な市民がカツアゲをくらっている」と…

正義感のある人間は警察官にはなれないと確信する。
我々のような小市民が何を言ったところで何も変わらない。
正義感も改善意欲も無い魂の抜けたようなやつらが警察官をやっている以上、日本はいつまでも良くはならない。
そう思うと空しい気分にもなりますって。