ヅラに市民権を (2006/8/2)

ある人気キャスターが実はヅラという噂がある という話が上がった。
ネット上でヅラがポロッと取れるというCG画像まで流れたという。
くっだらないなぁ。

そこでふと思った。
髪が薄いとか髪が無いというのは 何故こうも笑いのネタになってしまうのか。
ましてやヅラに至っては それが知られてしまった途端に槍玉に挙げられ、まるで犯罪者扱いだ。

でも髪が薄いというのは 年齢を重ねた男にとっては当たり前の事だし、本人が悪いのでもない。
むしろ男性ホルモンが強い証なのだから、男の中の男として褒められたっていいくらいだ。

髪が薄くなってしまったら、おしゃれのためにカツラをつけるのは決しておかしなことじゃない。
言ってみれば女性がシワを隠すために化粧をするのと同じようなものだ。
女性だって化粧が上手な人は 化粧落としたら「あんた誰?」ってくらい顔が変わる。
男も家に帰ってカツラを取ったら 「あんた誰?」ってなってもいいじゃん。

ある程度大人になった女性は 「外に出るとき化粧をしないとマナー違反」 とまで言われる。
大人の男も 「外に出るときはカツラをしないとマナー違反」 っていうくらい当たり前になっていい。

「ハゲはかっこ悪い」 その間違った常識の改革が必要。
そのためには まずは有名人、各界の著名人から始めてもらわないとなぁ。