バカな役所のバカな仕事(騒音規制) (2007/1/11)

二輪四輪とも、社外マフラーの排気音量の基準がまた厳しくなるらしい。
音の大きな社外マフラーをつけて走る車による騒音の苦情が後を絶たないから…というのが理由。
あーもう、あきれて言葉も無い。 と言いつつこれから物申すんだけどさ…。

国土交通省も環境省もバカばっかりの集まりなのか? バカじゃないと省庁には入れないのか?

みんな良く分かってるように、ちゃんとしたメーカーの車検対応マフラーは純正に肉薄するほど音が静かになってる。
それらのマフラーはとても苦情の対象になどなりえないものだ。
じゃあ苦情の対象になってるのは何か。
最初から車検に対応する気の無い商品を作っているメーカーと、それを装着して公道を走っている輩だ。
しかし「レース専用品 公道使用不可」として販売している以上、メーカーを罰する事はできない。
公道での基準を厳しくしたところで、レース規則が変わらない限りレース専用品は静かにはならない。
そしてレース専用品を装着して走る人間がいる限り、騒音問題は全く解決しない。

つまり基準を厳しくしたところで、
正しい商品を作っているメーカーと、正しい使い方をしている多くの善良な市民が締め付けられるだけで、
問題の根源は一向に無くならないし、減りもしない。

やるべき事ってそんなんじゃないだろう。
検問でもいいし、巡回するパトカーに騒音を測定する機械を積んで、実際にうるさい車両そのものを取り締まらなきゃ、全く問題は解決しない。
くっだらない国民イジメのようなバカな取締りができるほど警察はヒマを持て余してるんだから、いくらでもできるだろう。
それを法律や基準を変えるだけでやるべきことはやったと思っている。
一般企業の人間と違って 努力も工夫も生き残るための争いも経験せずにお金をもらってきた”役人”がいかにも考えそうな事だ。

例えば、刃物による若者の傷害事件が多いからって、未成年に刃物を売ってはいけない法律を作るとか
タバコを隠し持ってる学生が多いから学生服にポケットを無くしましょうという決まりを作るとか
それと同じくらい無意味でバカバカしくて的外れだ。
当事者はそんな小手先の変更なんてモノともせずに刃物も手に入れるしタバコを隠し持つ方法も見つける。
そんな法改正をしたところで、正しい使い方をしている人たちの首を絞めるだけで、全く問題は解決しない。何も意味は無い。

国土交通省も、環境省も、警察庁も、役所の考える事は結局同じ。
「何もしてない」って言われたくないだけ。 「国としては対策をしたのですが…」って言い訳をしたいだけ。

会社の中では的外れで使えない意見や企画しか出せないヤツはクビだ。
満足な仕事をしない業者にクライアントは金を払わないし、以降取引中止だ。
なぜ役人はまともな仕事が出来ないのにクビにはならんのだ?
なぜ俺らは税金払ってこんなバカ連中を養う必要があるのだ?

そろそろバかな仕事しか出来ない省庁や役所を国民投票によって解散させられる仕組が必要なんじゃないのか?