ケーキ屋さんは素敵な職業 (2007/2/6)

ケーキ屋さんってショーケース見てるだけで楽しいでしょ。
どれも美味しそうで、どれを買うか迷っちゃって、つい2個買っちゃったりするよね。

ケーキ職人って素敵な職業だなぁと思うのは、ケーキに夢を盛り込むところだよね。
頭の中で想像力を膨らませて、そのイメージを一つのケーキで表現する。 ケーキ自体が一つの世界になってるよね。
それは和菓子職人とかイタリアンのシェフとかにも当てはまるんだけど、
そんな中でもケーキが一番、非現実的な「夢」色っていうか「メルヘン」色が強いと思うんだよね。

見てるだけで つい笑顔になっちゃうよね。
それは味の想像だったり、これを持って帰った時の恋人や子供達のうれしそうな顔の想像だったり…

お客さんを笑顔にして、やさしい気持ちにさせてしまう、ケーキの魔力。
ショーケースの前ではきっと誰もが笑顔になってる。

ただ、正直に言っちゃうと、ほとんどのケーキが外観の素敵さほどに美味しくは無い。
見た目が素晴らし過ぎて、味が負けちゃってるんだよね。
想像力が膨らみすぎて過大な期待をしてしまうのかもしれない。
だからいつもケーキを買うときは期待に胸膨らませるけど、食べた後に「今度また同じもの買おう」って思うことは滅多に無い。
何度も食べたくなるほど美味しいものは、見た目飾りっ気の無いシンプルなものが多いってのが現実なんだけどね。