バカな役所のバカな仕事(イジメ問題) (2007/2/9)

06年はイジメ問題が随分話題になった。
「話題になった」というだけで、それ以前からいじめはずーっとあったわけだし、
教育現場での「事なかれ主義」のあきれた実情がクローズアップされて、教育関係者も反省する機会になっただろうから
いじめを受けた人達の勇気ある告発はとても意味があったと言える。

文部科学省から 「イジメを無くしなさい」と指示が出た翌年から いじめの報告が全国で毎年0になったという。
文部科学省と教育委員会の連中は、 その0報告を見てどう思ったのだ?
「イジメが無くなった。 素晴らしい。 良かった良かった」とでも思ったのか?
0報告を見て、これはおかしい、事実が埋もれてるに違いないから調査が必要だ と考えるのが自然だろう。
その程度の事もわからんのか?
「教育」において指導的立場にいる連中が一番頭が悪いんだから目もあてられない。
誰か教育委員会を教育してやってくれ。

イジメによる自殺の多発は現場が悪いんじゃない。 バカなお上が悪いのだ。
警察だってそうだ。 くだらない取締りだって、実際にやってる警察官が悪いのではないと思う。
彼らだって、あのバカバカしい取締りを正義だなんて思ってない。
(と 信じたい。 あれを正義だと思ってやる程 日本の警察官がバカだらけではないと信じたい)
彼らは やらされてるのだから。
検挙した数で個々の警察官の働きを評価する事、反則金収入の予算が組んであってそれが達成目標として個々の警察官に課せられてる事
そういうシステムを考えた奴ら、それを容認してる奴らの頭がおかしいのだ。

イジメの発生件数で学校の良し悪しが判断されるのであれば、イジメを見ても「いやこれはイジメとは言えない」ってカウントしなくなるのは当たり前だろう。
キレイ事言ったってしょうがない。 どうしたってイジメは発生する。 ゼロになんかなるはずが無い。
 ならばイジメが何件発生したかでは無く、発生したいじめにどう対処して、どう解決したのかこそが評価の対象になるべきだろう。
こんな事は中学生レベルの脳みそで分かる事だ。 文部科学省とやら偉そうな連中の脳みそは小学生以下なのか?
全てはシステムをつくった上層部のバカ連中の責任だ。