自分の首を絞める日本人 (2007/4/4)

歩く速度が世界一速い事、過労死まっしぐらの過酷な労働内容と時間と休日の少なさと格安な収入、いやがらせとも思える物価の高さ...

日本人ってゆとりの無い窮屈な生活を強いられてるかわいそうな人種だけど、
これって自ら首をしめてるんじゃないかって思うんだよ。

日本って昔からこれほどせわしない窮屈な生活をしてたんだろうか。

コンビニエンスストアが登場したての頃、セブンイレブンは7時から11時の営業時間で「開いてて良かった♪」と言っていたのだ。
今から思えば随分平和な時代だったもんだ。
今コンビニが11時に閉店してたら「そんなのコンビニじゃねぇ」ってソッポ向かれる。
でも昔は「11時まで開いてるなんて、スンゲー便利」だったんだ。
いつから日本人は 「24時間 店が開いてないと困る」 生活リズムになってしまったのだ?

店を24時間開ける。それだけ人件費はかさむ。エネルギーも大量に消費する。 それを求めてるのは消費者だ。
僅かでも傷がついた商品は売れ残ったり返品されたりする。 ロスが増える。 ロスの分も計算して価格は決定される。 僅かな傷も許さない消費者のために。
企業はクレーム処理のために膨大な人件費を投入する。 その費用も価格に反映される。 ささいな事でもすぐクレームをつける消費者が多いからだ。 

自分は客なのだ、客は神なのだ、だから完璧な接客をしろ、という(被)完璧主義、
僅かな傷やささいなミス、一点の曇りも許さない心の狭い日本人自身が、
日本の物価を高くし、日本人のストレスを増やし、日本人の労働時間を無駄に長くしてるんじゃないのか?

社会人のストレスは時代と共に大きくなり、ストレスのはけ口は別の人のストレスを生む。
ストレスという雪だるまは大きくなりながら次々と人から人へたらいまわしにされ、社会全体のストレスは増え続けていく。
日本人の生活は決して「ゆとり」の方向にシフトしていく事は無いと思う。

自分の持ち物にわずかな傷も許さない事、発生したゴミをすぐその辺に捨てて一刻も早く自分の身から離したがる事、
ちょっとでも得した気分を味わうために他人を出し抜くこと、ほんのわずかな金銭のために商売人と商品をコケにするような値交渉をする事、
すぐ捨ててしまうはずの包装に過剰な豪華さを求める事、 50円の買い物も1枚10円以上する袋に入れてもらうこと...

それが得な事であり豊かな生活であると勘違いしてる人種なのだから、
これからも くだらなくて意味の無い追求によって、日本人の生活はどんどんシビアで苦しい方向にシフトしていくと思う。