人生の先輩の言う事は結局正しかった (2009/04/16)

仕事だとか専門分野では積み重ねてきた経験ってものが大事になってくるけど
「人生」だって専門分野みたいなもん。
生きてきた年数が確実にその人のキャリアになっていくんだと思う。

だから自分よりも年長の人は、自分よりも多くの経験をしてきた分洞察も深いんだろうと思う。
そういう人の言う事は真摯に謙虚に受け止めるべきなんだろうと思う。

叱責された時に 「偉そうに何言ってんの? 俺の何を知っててそんな事言えるわけ?」 って思うことがある。
でも数年後、数十年後に思い返してみると、
あぁ、あの人が言ってた事は当たってたんだな、正しかったんだなって分かる。悔しいけどね。

人生の先輩の言葉は大事にしたいものだと思う。
人生の先輩がいる事はとっても幸運なことだろうし、そういう存在を大事にするべき。

誰にとっても人生自体が初経験なんだから、冷静で正しい判断なんかできるわけない。

自分は沢山失敗してきた。
「俺はどこまでバカなんだ?」って思うような、思い出すだけで恥ずかしくて情けなくなるような失敗を沢山。

でも自分には 何でも相談できる人生の先輩 っていう存在がいなかった。
だから何でも自分一人で判断してきた。
自分の浅いキャリアと未熟な知恵だけで判断してきた。

人生の先輩がいなかった事を悔しく思う。
そして先輩を作ろうと努力してこなかった事を残念に思う。