納税者は審査をする権利がある (その2)(2013/10/16)
不可解で理不尽な事がもう一つ。
公務員は絶対にクビにならないという謎のシステム。
一般企業は顧客からの評価が全て。
だからダメの烙印を押されないように必死になるし、そのためにはダメな社員は切らなきゃいけない。
そういう存在は、内部的にも対外的にも会社にとってマイナスになるし、
ダメなヤツに払うような給料はない。そんな金をドブに捨てるようなことをしてる余裕が無い。
でも何故か税金から支払われる場合は、ドブに捨てるような給料が沢山あるようだ。
役人の給料は市民が収める税金から支払われているのだから、役人にとっては全市民が顧客であるわけだ。
顧客からの評価が全て。
ならば顧客がダメの烙印を押した役人はクビになるシステムがなきゃおかしい。
何故「公務員は絶対にクビになってはいけない」のか全く分からない。
どれだけ考えてみても、納得のいく理由がひとつも思い浮かばない。
別にダメな公務員を次々クビにしろって言いたいわけじゃない。
しっかりやらないとクビになるかもしれないっていう危機感を与えなきゃいかんって言いたいわけ。
人間は少々の危機感がないと、すぐに楽をしようとする。 グズグズになってしまう。 元来そういう生き物なわけ。
世の中を良くするための努力・工夫・改善に尽力するより、波風立てずにひたすら現状維持って姿勢になるさね。
新しく入ってくる人間もそう。
このシステムのおかげで、国・地方を良くしたいっていう熱い思いを持った人間よりも、自身の安定を何より優先する人間が集まるのだから。
納税者は役所や役人を審査する権利がある。
おかしなことが一向に改善されない部分を管轄している役所、市民の生活の向上に尽力する気が無い役人は審査・査定をされるべき。
そして最悪クビを含む、然るべき対処をしなくちゃいけない。
「危機感がある」それだけで随分役所の働きぶりは良くなるだろうね。
何も変えようとしない、現状維持こそ美徳っていう風習も変わるんじゃないか?