そのうちギネスは見向きもされなくなるぞ (2015/12/11)

ギネス世界記録ってさ、すごーい!って思うものもあるけど、
クソくだらないのも多いよね。
別に意味なんてなくてもいいけど、すごい!って思えるもの以外はやめてほしい。

世界最大のチャーハン…って。なにそれ?

最大のピザとか、最長の巻き寿司とかなら分かるよ。大きいものを崩さず作るのは大変だからね。

でもチャーハンって…。 特別な技術もいらないじゃん。
しかも一度に作るんじゃなくて、継ぎ足し継ぎ足し してんじゃん。
それを盛るための皿がデカイっていうならそっちにしてよ。

大勢でハンバーガーを食べさせあう記録…って。
人数とハンバーガーさえ集めればすぐ更新できちゃうし。
その光景を見ても、『これは頑張ったな!すごい記録だ!』 とは思わん。
そもそも 『ハンバーガーを食べさせあう』 ってどういう状況だ?

そんなもん、飴を食べさせあう記録、コーヒーを飲ませあう記録、口紅を塗りあう記録…
類似記録がいくらでも出てくる。 なんでもアリになるじゃん。

ギネス記録っていうのは驚きにあふれてなきゃいけないと思う。
記録審査員は、そういう点でもちゃんと審査しなきゃいけないと思う。
これは人々を驚かせる内容だろうか、そこには達成した感動があるだろうか、と。
こういうなんの感動もないバカバカしい記録を増やしていったら、
『ギネス』自体の価値が下がって、そのうち誰も見向きもしなくなるぞ。