リア充 (2017/3/30)

だいぶ前にリア充って言葉が出てきた時からずーっと違和感があった。
この言葉 なんとかならん?
「リアルが充実」 の略だというが、
わざわざ 「リアルが」 という前置きが必要ならばリアル以外には どんな充実があるというのだ?
バーチャル充? 妄想充?

「充実」って言葉を使ってる時点で、現実世界の話をしてんじゃん。
リアル以外に無いなら、そんな無駄な言葉つけて、文字数増やしてどうすんの。 
省略こそがハヤリ言葉の真骨頂。
「了解」 のことを 「り!」 というように 「じ!」 にすればいいじゃん。

今では、「カップル」 のことを 「リア充」というそうです。
言葉の置き換えにすらなってない。

「カップル」って 人を指してるわけじゃん。
「リア充」 は 充実している 「状態」 を指してるわけじゃん。
人を指したいのであって、状態を言い表したいわけじゃないの。
無茶苦茶だな。 もはや言語崩壊。
「しょっぱい」 という形容詞で 人を呼ぶのと同じくらい無茶苦茶だ。



「させていただきます」 って言葉 乱発・乱用されてないか?
もはや 「流行語か?」 ってくらい。
昔って、そんなに使われてなかったと思うんだけど。
よっぽど自分を下げないといけないような場面だけだったと思う。
軽く使われすぎていて、逆に鼻につく。

こないだ、なんかの謝罪会見で
「深く反省させていただきました」 だかって聞いたな。
それは本当に 「させていただいた」 ことなのか?

「皆様のご厚意によって 反省させていただいた」 のか?
「私ごとき人間が 誠に僭越ですが、反省させていただいた」 のか?

なんだかなぁ。