夏フェスデビュー (2017/7/16)

ジョインアライブ 行ってきました。これが私の夏フェスデビューです。
雨に備えてめんこいポンチョも買いました。せっかくだから着る機会は欲しいなぁ。

朝5時半起床。 前日飲み会だったからしんどくて、グターっとして体が動かない。
休みの日になんでこんなツライ思いしなきゃいかんのだ?
午後から行こうかな…とちょっと心が折れかけたけど、滅多にない機会だから、頑張ろう。
6時出発の予定が、グダグダ悩んで、それでも自分に鞭打ってなんとか7時に出発。

現地。十分すぎるほど早かった。
なーんか屋外独特の、お祭り的な雰囲気が楽しいなぁ。
2年に一度、東京モーターショーというビッグイベントに行ってるけど、
屋外のビッグイベントと言えば、96年と97年の鈴鹿8時間耐久レース以来じゃないか?


<DAOKO>
まず一発目はDAOKO。ラジオで個性的な歌を聴いたことがあって、観てみようと。
会場は屋内。屋内のステージがあるとは知らなかった。
最前列を確保できた。大小さまざまインストアライブも含め、ライブで最前列は人生初!
しかーし!ステージの前に半透明の幕がかかっていて、
その幕に映像が映し出されて、その後ろで歌うというスタイルだった!
半透明だから見える事は見えるんだけど、なんか最前列の意味ないなぁ。
記念すべき初最前列なのにぃ~。 むしろ後ろの方から幕全体を観た方がキレイかも。
30分のステージで、20分経過したところで、幕が地面に落ちて、ステージが露わになった。
おぉっ!20分じらされた後だったから…ちょっと興奮した…。その手かぁ~。

<ヤバいTシャツ屋さん>
ヤバTは観ておきたかった。
DAOKOが終わって、早歩きでステージを移動して、ついた時に丁度始まった直後くらいだった。
既に中には入れなくて、遠くの通路から観るような感じになった。
面白かった。なんかアリーナはスゴイ事になってた。
ザ・夏フェス! これぞまさに! っていう雰囲気がアリアリだった。
MCも面白かった。

開催直後から降り始めた雨は、豪雨に!
ポンチョ着たかったけど、ここまで降ってくれなくても…。
一旦先程の屋内に避難。ステージを観ながら避難出来ればよかったんだけど、
みんな考える事は同じで、満席。 ロビーに出て、地べたでおにぎり。
でも雨が理由で観たいステージを観ずに、たーだ座ってるのはもったいない。
覚悟を決めて外に出る。
リトルグリーモンスター、サンボマスター、ギターウルフを半分、フレデリックを半分…。
そのうち雨は上がった。

<郷ひろみ>
観るつもりなかったんだけど、途中から合流した友達が観に行くって言うから行ってみた。
これがですねぇ~。想像以上に盛り上がった。面白かった。
そういえば夏フェス向きの曲いっぱいあるよね。
アチチアチチとか、お嫁サンバとか、特にエキゾチックジャパンがかなり盛り上がった。
郷ひろみの普段のコンサートで、お客さんをジャンプさせるとか、無いでしょ。きっと。
いつもと全然違って、やってる本人も相当面白かったんじゃないかな。

<MIYAVI>
これも是非観たかった。
友達と別れ、この頃には足腰がバキバキになってたので、前の方を確保するよりも座って休む事を選択。
ギリギリまで休んでようかと思ってたけど、結構人があふれてきたので、ステージ前に移動。
カッコよかった。男が惚れるタイプだわ~。
MIYAVIは男性ファンが多いので、頭に遮られてあんまり良く見えなかった。

<Perfume>
今回最大のお目当てです。 人が殺到するのは必至。
メインステージに着いた時には、パフュームの前のバンド、FirstStoryのライブがこれから始まる、というところだった。
この時点で結構前に位置する事ができた。
FirstStoryのライブが始まった。
中には明らかにパフューム目当てでしょっていう人が何人かいた。Tシャツとかね。
ライバルは、アイツとアイツとアイツか…。
それ以外は結構ノリノリで、FirstStoryのコアなファンと思われるから、
彼らがハケたら、結構前に行けるかも? 2~3列目? 最前列も夢ではないかも!?
しかしこの考えは、あまりに楽観的過ぎた…。
FirstStoryのライブが終わった…と同時にすごい圧力で後ろから押され、一瞬にしてギュウギュウに。
オイオイ、これじゃ、出たい人も出れないべさ…と思ったら…誰も出ていく様子がない!
え~!FirstStoryのコアなファンに見えた人達も、全員パフューム目当て!?
とにかく地獄のギュウギュウ状態。身動き取れない。常に前後左右の4人と密着してる状態。
手に持った携帯をポケットに入れる事すらできない。
この状態で30分の待ち時間&40分のライブ!? ツラすぎる!
しかし、この後さらなる地獄が待ち受けているとは、この時は知る由もなかった。
始まったら もうわや。更なる圧力で後ろから押され、左に流され、右に戻され、まさにイモ洗い。
ギュウギュウの中みんながジャンプするもんだから、だまってても自動的に自分も上下に揺すられる。
更にみんな手を上げるもんだから、まぁ見えない見えない。
こりゃ、音楽聴きながら四方からいたぶられてるようなもんだ。とてもライブを楽しむような状態じゃない。
2曲が終わった時点で、考え方を変えた。
それまでは、後ろから体をねじ込んでくる奴を必死にブロックしていたのだが、
南斗聖拳のように圧力を受け流し、前に行かせ、自分はジリジリ後ろに下がって行った。
ある程度後ろに下がると、ようやく平和が戻ってきた。
結果的には、一番楽しみにしていたパフュームは、あまり楽しめなかった。

最後に電気グルーブを観てから帰ろうと思ってたんだけど、
ステージが始まった瞬間に断念。足腰限界。
駐車場行のバスに乗り、真っ暗なだだっ広い駐車場で車の所在が分からず、
濡れた草と泥の中をしばらくウロウロするというオマケがついて、初の夏フェス終了。

夏フェスは新しいお気に入りと出会う可能性も魅力の一つだと思うんだけど、
今回のジョインアライブで、特に新しい出会いというのは無かった。
でもヤバTに関しては、単独ライブを観てみたいと思った。

夏フェスの歴史ってそんなに長くないと思うんだけど、10年ちょっと?20年は経ってないよね?
誰が考えたんだろうね。すごいよね。とても魅力的なイベント。
考えた人達、始めた人達、ありがとう!