97年 山口県から二度目の鈴鹿
一生に一度観ておけば満足するはずだった8耐。昨年の感動が忘れられずまた鈴鹿に行く事になってしまった。
ツーリングは中国地方を走る。
7/19~30
1日目~3日目 |
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舞鶴から一気に山口県へいく。 約400kmの高速走行。 うるさいところが嫌いな自分はマイナーなキャンプ場を選んでいるのだが、 そうしているとキャンプ場に自分一人ということも度々ある。 |
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4日目 |
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朝から鍾乳洞めぐり。 日本で一番有名な秋芳洞。 「百枚皿」が印象的。 |
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大正洞 洞の中は二階建てみたいに立体的な構造。 受付で無線レシーバーを受け取る。それを首から下げ、イヤホンを耳に入れてると、 移動するたびに、そこにある鍾乳石の解説が聞こえてくるのが面白い。 |
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影清洞 大正洞とは対照的で段差がほとんど無い。 鍾乳洞としてはとても珍しく、フラットで廊下のような所を淡々と歩く。 博物館的でもある。 そしてその奥には探検コースが待ち受ける。 |
受付のおばちゃんに「本当に一人で行くの?」と言われた探検コース。 文字通り真っ暗な洞窟を懐中電灯だけで突き進む400メートルのコース。スリル満点。最高の冒険気分。 なめてかかってたので長靴は借りなかったのだが、 地下水の流れがどんどん激しくなってきて、約200mの地点を超えたところで前進不能になってしまった。 残念。最終地点まで行きたかった。 それにしても真っ暗で深い洞窟内にたった一人と言うのはかなり怖い。 写真はストロボで明るく見えますが、実際は真っ暗。懐中電灯の灯りのみ。 |
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山口のガードレールはオレンジ。 |
匹見峡 なんて綺麗で、なんてダイナミック! 西日本にはきれいな渓谷、渓流がいっぱいある。 走っていても頻繁に止まって見入ってしまう。 |
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5日目 |
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滝山峡 荒々しく岩にぶつかりながら、流れはジグザグを描く。迫力! |
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鬼の舌震 「オニのしたぶるい」と読みます。 川の中に巨大な岩がゴロンゴロンしてる。 |
6日目~7日目 |
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路上に亀が… |
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奥出雲おろちループ 不気味な影を落としている。 高低差170mを2回転して一気に駆け上がる。 同じ方向に回転しっぱなしっていうのが新鮮で面白い! |
自分が国道よりもマイナー道を好んで走るのは、つまりこういうこと。 何でもないはずの場所が素晴らしい表情を見せてくれる、そんな場面に出会えるから。 |
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鳥取砂丘 うん、まぁそれほどでもないかな… |
8~10日目 |
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昨年と打って変わって、今年の鈴鹿は台風直撃。 予選二日目が最もひどくて、スペシャルステージも中止。 しょうがないからテントサイトに戻ったら、テントが無い! 向こうに転がってる! 重い荷物が入ってるのに、荷物ごと吹っ飛んでる。 あちこちにテントが転がってる! 避難勧告が出た。キャンパーは全員施設内に非難。会議室のようなところで寝た。 難民のようだった。 |
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決勝日は暴風は収まったものの、雨が降ったりやんだり。寒い! スタート直前。 金網にへばりついて、スズキのエース藤原克明選手に声援を送ったら手を振ってくれた。 雨のレースはつまらないかと思いきや、迫力はドライと変わらない。 雨の中猛烈なスピードでコーナーに突っ込んで行く。 彼らは天才か、クレイジーか。 |
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一時はスズキワークスが2位、ヨシムラが3位につけて熱狂したが、その後、ヨシムラは他車に追突されて転倒。 ヨシムラファンは多いから、あちこちからため息が聞こえる。 スズキワークスは熱い3位争いを展開していたが、ラスト30分で燃料補給のためピットイン。 …唖然…。5位に終わる。 おいおい、ラスト30分でピットインが必要になるっていうレース運び自体が間違ってないか? これじゃいいマシンつくっていいライダー連れてきても勝てっこないよ。 がっかり… スズキの問題はマシンでもなくライダーでもなくマネージメントだな。 |
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昨年の熱地獄と、今年の台風直撃。 両極端の8耐を観戦した。 日本全国を走る目標があるから毎年鈴鹿に来るわけにも行かないし、鈴鹿はこれが最後かな。 SUZUKIが優勝する瞬間にその場にいたいと思っていたのだが…。 |
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8耐会場限定のプリクラ 帰りはまっすぐ舞鶴へ。ずーっと土砂降りの中、セロー君はよく頑張ってくれました。 |